はるかに乗って

 

無言のままはるかに乗り込む。

男3人向かい合って座っても全然楽しくないので普通に座る。

 

「乗車券を拝見しま〜っす」としばらくして乗務員サンがやってくた。

「乗車券やって。ホレ。」と3枚ぺろっと渡す。

乗務員「・・・・・・・。あのぅ」

伊藤「なに?」

乗務員「山科、京都間がないんですけど。。。」

青木「おにぃっ! ほれみてみーっ!! 

みなみてみーっ!!」(わけわからへん)

 

「うるさい子やなぁ・・・・・ほな、払いますわ。3人でおいくらでしょう?」

「450円です」

「はいはい。」といってお金を払う。「参考までにお伺いしたいのですが・・・・。帰りはどうなるんでしょう?」

「帰りに解決してください。。」

ほんな殺生なぁ。。「今、帰りの分とか変更できないんですか?」

「・・・・ちょっと拝見。・・・・無理ですね。」

 

「おにぃ!終わってるわーっ!帰りもややこしいの!!! 
なんかこれ、帰りの券指定券ちゃうし!」

 

「んーっ! なんとかするがなっ うるさい子やなぁ!」

 

 

そんなこんなで関西空港に到着する。

 

そそくさと荷物を預けて免税店へ。別に買うものもないのでさっさと出発ゲートに向かう。

 

 

おっ、なんや青木君、今度は携帯のアイモードで彼女とプチプチ、ラブコール(死語)かぁ。ええのぉ。。「愛モード」やのぉ。。

 

・・・・・なあなあ、僕にもやらして。。ひろみちゃんがアイモードやねん。。。

 

で、青木くんの携帯を奪い取りプチプチとやってみる。

・・・・・・極端なメカオンチの僕は操作がわからんと、「・・・なぁ、どうすんの?」。

「おにぃ!もう、口で言いいなっ!僕打ったるで!!」

すまんのーっ(笑) で、言われたままに口で言う。

こんにちわ。今は何してるのかなぁ。。僕は・・・・・・。」と、メッセージを口で言う。 

なんかこっぱずかしいなぁ。。なんで標準語になるんや??

「はよっ!次は?」とニヤニヤしながら青木君。

なんや、あんた楽しんでるやろ。

 

 

 

あ〜、ほんでも空港の出発ゲートっていつもヒマやなぁ。

テレビはおもんないし、人は多いし。

ほんでもすごい人やなぁ。

 

「この中にグアムのコケ方読んだ人おるかもしれんな。」

「ほんまやぁ。一人くらいは見てるんちゃう?」

「で、僕ら見つけて、「あっ!コケ方おろおろトリオやっ!」って言われるんやろか?」

「今度からグアムのコケ方ご一行様のステッカー貼っとかなあかんな」

 

1時間ほどで機内に入れるアナウンスが流れる。

 

やれやれ、出発やなぁ。

 

ほんでも全然ウキウキせーへんなぁ。

ど〜でもええなぁ。。別に行く所なんかないしなぁ。

 

 

 

日本を離れて

 

キーンという音が徐々に高くなったかと思うと、一瞬重力を感じその直後、もう自分が上空3000メートル附近に達していることが、ふいに僕を妙な気持ちにさせる・・・。(少しシュールな詩人にひたってみる。。笑)

「やっぱ、ジャンボはええのぉ。むちゃな加速せんでも飛ぶで。いつ飛んだかわからへんわ!」(なんや、ぶちこわしか?笑)

「まえのコンチは最悪やったなぁ。加速した時、むち打ちなりそうやったもん」

「ぼく、あれで飛行機怖くなったんやで」

 

で、その後な〜んにもしゃべらずに睡眠にはいる。ええのぉ、寝れる人は。。

 

おうおう、気持ちよさそーに。ほんでもよう寝られるなぁ。。。って、青木くん、君、

白目むいてるでっ!

気ーつけーや。。ほんま。知らん人見たら大騒ぎになるで。。

 

 

それからきっちり3時間後、グアム国際空港に着陸した。

 

 

                          


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