|

|
|
|
人体オタクの僕は仕事をサボって講習に行った。講習というのは「普通
救急救命」。3年更新。いかなる突発的な状況下でも救急車の到着するまで最善の状態を保っておかなくてはいけない。この間で助かるかどうかの大きな分かれ目になってくる。参考までに通
報から救急車到着までの時間は約6分。この6分がくせ者で、呼吸が止まり2分以内で酸素を確保してあげれば90%は脳に障害もなく助かるが、救急車が到着した6分後では蘇生率は10%にも満たない。これをドリンカー救命曲線とよぶ。早い話が脳が酸素なしで生きていられるのは2〜3分が限界と思いましょう。これをふまえて・・・・。
当然講習はダミー人形を使用する。これがまた国産のすぐれものらしく、関節を逆に曲げてコンパクトに収納できるのがウリらしい。。教官が鼻息荒く得意げに教えてくれる。もしかしたら今ならもれなくもう一体も付けてくれそうな勢いで・・・。、で、早速その国産「RESIM-3号」を使って技能講習に入る。人形のおでこに手を当てる・・・と。で、肩を叩いたり揺さぶりながら「もしもし・・・。もしもしっ、、もしもし!!!」と意識の確認をする。これがものすごく笑える。肩をたたく度に首がガクガクとなる。足がイケナイ方向に曲がった顔色の悪い、国産のわりに日本人離れしたRESIM-3号サンに「もしもしっ!」と本気で語りかけなくては減点。この時のポイントは小さい声から徐々に大きくしていく事。人形がびっくりするから。で、当然意識が確認できないので、「意識ナシっ!」続いて通
りがかりの人に協力を仰ぐ。「すみませ〜〜〜んっ!救急車1台お願いします!」と大きな声で呼びかける。この時教官が通
行人になってくれる。「ハイ、よろこんでっ!」と威勢良く言ってくれる。「チューハイ1杯おかわりっ!」って言ってもよい。(ウソ)・・・。。続いて「口内異物除去」当然何も入っていない。「気道確保!」顎を上にガクっと持ち上げる。そして空気を送り込む。このRESIM-3号サンは何度もこの世に帰ってきた蘇生のベテランで、唇をその都度アルコール消毒するので口が酒臭い。この酒臭く足があさっての方向を向いた顔色の悪いRESIM-3号サンに、必死に空気を送り込む自分・・・・。続いて脈の確認。・・・「脈ナシっ!」。心臓マッサージを施す。心臓をポンピングするたびにランプが点灯し有効かどうかを知らせてくれる。赤色点滅で肋骨ボロボロ・・。
・・そうこの「RESIM-3号」の最高のウリはコンパクト収納設計だけでなく、蘇生させた時の達成感までもが味わえるスグレモノのである。
【RESIM取り扱い説明書】〜蘇生に成功する瞬間までをリアルに模擬体験できるようになっている。訓練者は先ず人形のリアルさに驚き、そのバイタルサインのチェックに関心を持ち、心肺停止を確認して適切なCPR続けると、バイタルサインが再現し蘇生が確認できる。このように蘇生に成功する歓びまでをリアルに体験できるので〜(省略)
と書いてあった(汗)。「成功する歓びまでをリアルに体験できる・・・」よ、歓び・・・・(ドキドキ) |
Copyright
(C) 2005 TOTEMPOLE JAPAN COMMUNICATIONS. All Rights
Reserved.
|
|